STUDIO で問い合わせフォームを使うときの通知メールと、届かないとき
STUDIO で作ったサイトのフォームで、いちばん困るのは「送られたのに気づけない」ことです。公式ヘルプ(英語版)に書かれている通知の仕組みと、届かないときの確認の順番を整理します。
通知の宛先の決め方
公式ヘルプ(英語版)では、通知の宛先を二つの段階で決められると説明されています。どちらも「Forms」の画面から入ります。[1]
| 決め方 | 手順(英語版ヘルプの表記) | 内容 |
|---|---|---|
| プロジェクト全体で1つの宛先 | Forms 画面 → 右上の Settings → General settings に宛先を入れる | すべてのフォームの通知がこの宛先に届く |
| フォームごとの宛先 | Forms 画面 → Settings → 左の Individual settings でフォームを選び、Form notification recipient に宛先を入れる | フォームごとに宛先と件名を変えられる。「Also send to the general notification recipient」を入れると全体の宛先にも送る |
日本語の画面では表示の名前が違う可能性があります。画面の表記と見比べながら進めてください。宛先がプロジェクトのメンバーでない人のアドレスのときは、確認が必要です。件名「Studio | Please verify your email address for form notifications」のメールが noreply@studio.site から届くので、中の「Verify email address」のボタンを押して済ませます。[1]
件名・差出人・上限
- 件名の初期値は「You have a new response in [フォーム名] of [プロジェクト名].」で、末尾に回答の番号(例:#5)が自動で付く。件名はフォームごとの設定で変えられる。
- 通知は noreply@Studio.site から送られ、差出人は変えられない。迷惑メールに入るときは、このアドレスを受信側の許可リストに入れる。
- 1日に送られる通知メールは最大500通。超えるとその日はそれ以上送られないが、回答は管理画面(ダッシュボード)には保存される。
- 1つのフォームに登録できる宛先は2つまで(全体の宛先と、個別の宛先)。3人以上に届けたいときは、メールサービスのグループ宛先の機能を使う。
- プランの閲覧できる回答数の上限に達すると、通知は送られるが回答の中身は表示されない。古い回答を消すかプランを上げる必要がある。
上の5つは、いずれも公式ヘルプ(英語版)の記述に基づきます。[1]
通知が届かないときの確認の順番
別の公式ヘルプ記事は、まず回答が管理画面に残っているかを見て、原因を切り分けるよう案内しています。[2]
管理画面にも回答が無いとき(フォーム自体の不具合)
- 送信後にエラーの表示が出ていないか。
- 送信ボタンが押せる状態か、ほかの枠が重なっていないか。
- 送信ボタンが「Button」の部品で作られているか。ふつうの枠では動かない。
- 送信後に出すサンクスページが正しく設定されているか。
管理画面には回答があるのにメールが来ないとき
- 迷惑メールのフォルダを探す。入っていたら、Studio
からのメールを「迷惑メールにしない」設定にする。 - Google グループのメーリングリストを宛先にしていると、セキュリティの強さによって迷惑メール扱いになることがある。グループの迷惑メール設定を見直してから、もう一度送信して試す。
- 通知を別のアドレスへ転送しているなら、その転送が動いているかを確かめる。
- 受信側のメールサーバーが拒否すると、以後そのアドレスへの送信が自動で止まる「メールの抑制」の仕組みがある。解除は STUDIO 側でしかできないので、チャットサポートに相談する。
どれでも直らないときは、画面右下の「?」からチャットサポートに連絡するよう書かれています。[2]
通知を取りこぼさないための運用
通知メールだけに頼ると、見落としが起きます。次の3つを組み合わせると、取りこぼしが減ります。
- 宛先を2つにする(店主と、もう一人の担当)。宛先は1つのフォームに2つまで登録できる。
- 週に1回、フォームの回答一覧を管理画面で開き、通知が来ていない分がないか見る。
- お客さんにも「3日たっても返事がないときは、お電話ください」と書いておく。電話番号を載せたくない事業では、別の連絡手段(LINE など)を書く。
フォームの項目の考え方
STUDIO は、デザインの自由度が高いサービスとして使われています。見た目を凝りすぎて、入力欄が小さい、スマホで押しにくい、という作りにならないよう注意してください。入力欄の文字は、スマホで自動拡大が起きにくい16ピクセル以上が目安で、押す部分は指で触れる大きさを保ちます。聞く内容は業種別の雛形から選び、必須の項目は「連絡先」と「用件」の2つに絞ると送信されやすくなります。
迷惑な送信が来たら
対策の順番は迷惑メール・いたずらへの対策の面に書きました。まず入力欄の見直し、次に確認の仕組み、最後に受け付けない文言の指定、の順です。
公開前の確認シート
| 確認すること | 済んだら |
|---|---|
| フォームの送信テストをスマホから行った | □ |
| 通知メールが2つの宛先に届いた | □ |
| 送信後の表示が分かりやすい | □ |
| 必須項目は2つ以内 | □ |
| 利用目的の文がフォームの近くにある | □ |
| パスワード・カード番号・マイナンバーを聞く欄がない | □ |
ページを作り込みすぎたときの見直し
デザイン性の高いサイトでは、問い合わせの窓口がメニューの奥に隠れていることがあります。トップから2回以内の操作で、窓口に着けるかを確かめてください。スマホで親指が届く位置に、窓口のボタンがあるかどうかも大切です。
通知が届かなかったときの記録の取り方
サポートに相談する前に、次の情報を控えておくと、話が早く進みます。
- 問題に気づいた日時。
- テストで送った日時と、使った端末(スマホかパソコンか)。
- 通知先として設定したメールアドレス(伏せ字で構いません)。
- 受信側で迷惑メールのフォルダを確かめたか。
- 画面に出たエラーの文言をそのまま。
サポートの対応時間や対応の範囲は、プランによって違う場合があります。この面では確かめていません。公式のヘルプで確認してください。
制作会社に頼んだサイトの場合
STUDIO で作られたサイトは、制作会社やフリーランスが作って渡していることがあります。その場合、フォームの設定画面に入る権限が、自分にないことがあります。通知先の変更を頼むときは、誰に頼めば直してもらえるか、納品のときに確認しておいてください。管理の権限を渡してもらえるかは、契約の内容によるため、この面では確かめていません。